[資料室] 東急1000N系について

2013年5月29日 / 東急電鉄, 東急電鉄, 資料室, 資料室, 鉄道, 鉄道模型


1000N系についての忘備録

1000N系は東横線日々直・目蒲線の共通予備車として4両編成4本が製造されました

[table caption=”新製時編成表” width=”50%”]
Tc2,M1,M2,M3c,Tc4,M1,M2,M1c
CP,VF,CP/SIV,VF/IR,CP,VF,CP/SIV,VF
1010,1210,1360,1310,1011,1211,1361,1311
1012,1212,1362,1312,1013,1213,1363,1313
[/table]

1010+1011Fは2次車、1012+1013Fは3次車として落成
デハ1310/1312には丸形IRアンテナを妻面・前面に取り付け
デハ1361/1363の下り方妻面山側はレスポンスブロック・2段窓が設置


休車となり長津田検車区に留置されていた頃のデハ1363下り方妻面

・1012Fと1013Fは編成短縮の上で雪が谷検車区へ転属となり余剰車が休車に

[table caption=”変更前” width=”50%”]
Tc2,M1,M2,M3c,Tc4,M1,M2,M1c
CP,VF,CP/SIV,VF/IR,CP,VF,CP/SIV,VF
1012,1212,1362,1312,1013,1213,1363,1313
[/table]
[table caption=”変更後” width=”50%”]
Tc2,M,M1c
SIV/CPx2,VVVF,VVVF
1012,1212,1313
1013,1213,1312
[/table]

1013Fは中央貫通路設置、デハ1312のIRアンテナは撤去(撤去後あり)

・1010F+1011Fも、休車を活用した組成変更が実施される事となりました

[table caption=”変更前” width=”50%”]
Tc2,M1,M2,M3c,Tc4,M1,M2,M1c
CP,VF,CP/SIV,VF/IR,CP,VF,CP/SIV,VF
1010,1210,1360,1310,1011,1211,1361,1311
,,1362,,,,1363,
[/table]
[table caption=”変更後” width=”50%”]
Tc2,M2,M1,T,M2,M1,M2,Mc
,CP/SIV,VF,CP,,VVVF,CP/SIV,VF
1010,1360,1210,1051,1362,1211,1361,1311
1011,,,,,,,1310
[/table]

デハ1363を電装解除・CP/IRアンテナ設置の上でサハ1051へ改造
デハ1362のSIV/CPは撤去


デハ1362・デハ1363はM2車ですが、新製時からM車化の準備がされており
屋根上にパンタグラフ台・車側部表示灯台座、妻面配管止めが設置済みでした
(2次車のデハ1360・1361には未設置、3次車デハ1362・1363のみの特徴)


左端デハ1361はパンタ台無し、赤丸部パンタ台があるのがデハ1362・サハ1051

サハ1051の妻面配管止めについては「東急ステンレスカーのあゆみ(Amazonへ)」の
136ページに画像が掲載されていいますのでご参考ください

[以下、鉄道模型のお話]
グリーンマックスの1000N系は、1010F+1011Fの仕様で製品化されているので
1012F+1013Fを「忠実に」再現したい方は屋根板等の加工が必要となます
(既に貫通編成化後の1010Fを作られた方・これから作られる方も要注意)

1127T
クハ1010(標準)-デハ1210-デハ1360-デハ1310(中央) ※2次車
クハ1012(標準)-デハ1212-デハ1362※-デハ1312(中央) ※3次車
1127S
クハ1011(中央)-デハ1211-デハ1361-デハ1311(標準) ※2次車
クハ1013(中央)-デハ1213-デハ1363※-デハ1313(標準) ※3次車

※…今回の記事にある「M車化準備工事済み」の車輛=製品とは仕様が異なる

[おまけ]
東京堂金属キットの1000N系もグリーンマックスと同じ編成をプロトタイプと
しているので、M2車には配管止め・パンタ台はありませんでした


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